【伊予国遠征26】今治城へ②

三の丸と二の丸は現在単なる広場。

吹揚公園となってる

いよいよ本丸へ入ります

 


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右側が本丸

左側が櫓門で、二の丸へ

本来はこの門をくぐって枡形となり本丸と二の丸それぞれに入る仕組みになってたはず。

 


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建物の下部が石垣よりはみ出てる

 

本丸です。
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本丸は現在吹揚神社の境内になってる。

なので、ここまでは無料。

縄張りを理解するだけならこれで終わり。

ですが、
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我が輩は天守に入ることにした。

 


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有料500円で、天守と他の櫓の中にも入れます。


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百名城スタンプget!

四国で残るは高知城のみ。

さて、いつ行けるかな?

 

リュックを預かってくれたので身軽になって見学。


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雛形が置いてありました。

これは現在の復元天守の模型。

藤堂高虎が築いた本来の天守

↓破風も飾りも何もない層搭型天守
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↑現在の天守は望楼型で破風もあり豪華版。

実は位置も違っていて本来は本丸の中央にあったが、復元天守は北隅櫓の位置に建てられた。

本来の天守は、ご存じのように後に藤堂高虎が解体して丹波亀山城に移したと言われてる。

ただし、真偽不明なので違うかも?

 

また層搭型天守今治城が史上初でこれが模範となって近世の数々の天守に採用されていくことになります。

ホンマかいな?

なんでもかんでも史上初と大盤振る舞い?

ま、言ったもん勝ちですわ😁

 

天守内は資料館になってます。

絵図
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解体後、天守は築かれなかったようです。f:id:umahide:20230228105325j:image

現在の神社本殿付近にあったようだが…

 

「吹揚城」は砂が吹き上げる海岸の城という意味
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海岸は「須賀」という意味。

須賀、遠州横須賀城、神奈川県の横須賀などの地名もそうですね。

今治はいまはり(今針)、いまはる(今張)ですか?

勉強になりました。

 

今治城の石垣には真っ白の大理石が使われてるのが特徴ですが、
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大三島などの島から運ばれてるのですね。

しかも貝や牡蠣の痕跡の穴がある。

 


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国分寺と国分山城、ここも探訪の計画に入れてたが残念ながら時間切れで無理でした。

いつかリベンジ!


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天守最上階からの景色
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↑下の櫓は御金櫓


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本丸の神社

 

一番下まで降りました
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江戸時代の現存石垣

野面積みです


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天守を出て神社に参拝


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神社の裏側に
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本丸南隅櫓跡

ここを見るやつは我が輩のような変態しかいません。


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他の復元櫓は美術館などになってるので見学せずにスルー。

 

城を出て外周することにしました

鉄御門→大手土橋を出て内堀沿いに南下
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真正面に見えてるのは復元御金櫓

西へ移動

 

    南隅櫓跡↓   月見櫓跡↓
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真正面に見えてるのは先ほど見学した南隅櫓跡。こちらは神社があるため復元されず。

なお、中央には月見櫓があったそうな。

石垣下に犬走があるのは彦根城篠山城岸和田城と一緒。

この犬走は石垣が崩れるのを防ぐための土台なのでは?


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海城、圧巻ですな。
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美須賀中学校跡
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今治城は美須賀城とも呼ばれる

 

Googleマップにも投稿したが
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なぜか簡易視力表
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実はこの付近デジカメのバッテリーが切れたのでスマホと交互にダマシダマシ撮影した。


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そろそろ帰らねば、

 

次回

最終回に続く

 

Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ

山城シーズンも佳境になってきた。

マイナーな城を巡ってると

残雪あり、藪城あり、危険なガレキ土登りで滑る滑る

成果の出無い城跡もいくつかありました。

虚無感あり、

悔しいけど、山城シーズン終わりまでまだまだ挑戦します。

 

ちなみに藪を突入すると、枝が頭に当たって怪我をする。

我が輩の毛の無い頭は怪我だらけ😭

そこで、考えた。

帽子の内側にタオルを入れた。

ちょっと盛り上がって居心地も見た目も悪いが、そんなことは言ってられない。

 

おかげで、最近は頭の怪我は無くなりました😁

ま、ヘルメットを被るのがベストなんですけどね。

 

 

 

馬《●▲●》助ヒヒーン♪