【伊予遠征20】伊予松山城その2本丸南虎口
2020年2月23日(日)、三日目。
長者ヶ原から本丸に来ました。
山頂は本丸しかありません。
総高石垣で囲まれてます。
これはホントに圧巻です。
本丸南東部に来ると
右に「巽櫓」、左正面上に「隠門続櫓」
石垣の折れで、横矢が掛かってます
南側の高石垣は昭和に崩れて改修されたので綺麗です
その先の狭まった所に
「揚木戸門」がありました
↓礎石かな?
本丸の南端です
揚木戸門の先は馬出状の広場になっていて
↑待合番所がありました。
東雲登城道と二の丸から登る黒門登城道がここで合流するので最初の重要な関門となる。
大手門から合流する場所。右手が本丸への道
黒門登城道は麓の居館である二の丸と本丸を直接結ぶ道
向こうの大手門から枡形状虎口
さらに折れ曲がって本丸への坂道
坂道を登ると右上に太鼓門
真っ直ぐ進むと中の門があり
犬走を通って天守西側の乾門まで行けました
現在は立入禁止です。
近くに見えてるのが馬具櫓、
遠くにかすかに見えてるのが天守です
なお、乾門まで行っても上から攻撃されるだけで本丸の中に入れません
ここでUターン右折れして戸無門への坂を登る
ここまで攻めこんだ敵兵は、直進して中の門を突破する兵とUターンして戸無門へ向かう兵とに分散させられる。
防御の仕掛けです。
*ここの分岐が第一関門
↑正面。扉がないので戸無門。
どうぞお入りやす!と誘い込む門?
↓内側から見てます
高麗門ですね。
戸無門を入って左に折れると
3つの櫓がありここが本丸南の虎口
↑石落があります
門前の広場は展望台になっていて
市街地を見てます
狭い空間に筒井門と隠門がある。
攻めてきた敵兵は当然ながら筒井門を破って城内に向かいます。
すると味方は、隣の隠門(埋門)から出撃して敵兵の背後を衝くわけです。
ここが
*第2関門の巧妙な仕掛けです
では筒井門に入ります
城内最大の門です
入ると坂になってます
坂虎口と言える。
この坂が曲者、
正面に太鼓櫓と続き塀
坂を登ると
右手に続塀と太鼓門南続き櫓
この右端が本丸への虎口
振り返ってみると
埋門が見える
坂を下って城内から出撃し敵の背後をつくわけです。
つまり、ここは最後の
*第3関門というべき枡形虎口です
3つの枡形を突破しなければならないわけ。
なお、戸無門と隠門と隠門続櫓は国重文に指定されてます。
現存する門なのです
そして最後に
右手が巽櫓
左に太鼓門。
太鼓門をくぐるとようやく
本丸城内です。
仕掛けが面白くてこの南虎口を入ったり戻ったりしてかなり時間費やしました😁
別名「金亀城」の由来。
「きんき」と読む。
我が彦根城の別名も金亀城ですが、
読み方は「こんき」です。
地酒に「金亀」があるが、この読みは「きんかめ」
井伊家に配慮して、おそれ多いので「きんかめ」と読むようにしたそうな。
その3へ続く
Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
明日は超大型台風が来ます。
今の勢力のまま襲われたら
我が家のようなボロの木造家屋はひとたまりもない
ヤバいです。
一人ならどこかに避難できるが、
車イスの要介護の母を連れて出かけるのは無理。
台風と心中するしかないかも?
馬《●▲●》助ヒヒーン♪