【伊予国遠征21】伊予松山城その3本丸~東側下の犬走へ
2020年2月23日(日)、三日目。
3つの枡形虎口を越えて本丸に入りました
正面に立派な松の木
その右手に「井戸」
戦前まで釣瓶で水を汲み上げて飲めたそうです。
深さ44m,とても上から掘るのは無理。
谷底の泉が基底部になり石を組んで積み上げたのです。
て、落ちたら一巻の終わりですな。
天守へ向かいます
その前に井戸少し先の西側に
「馬具櫓」二重櫓
鉄筋コンクリートの再建です
余談ですが、先頃の台風の強風で
我が彦根城の馬屋(国重文)の門扉が外れて落下しました。
風速20数メートルの風で蝶番が外れるなんて、経年劣化が激しかったのでしょう。
馬具櫓から西側の松山空港、瀬戸内海を見てます
瀬戸内海の景色は絶景です
「玉薬土蔵跡」
画像はありません…
発掘調査の結果、朝鮮式の逆三角形の瓦が発見された。
秀吉時代の朝鮮出兵の時に加藤嘉明が朝鮮で見た瓦を真似たとか?
三角瓦は姫路城や熊本城に現存してるそうです。
東側の石垣下を見てます
ようやく天守へ。
連立天守のある縄張りを「本壇」と呼ぶ。
手前の建物が切符売場。
9時開館前なので、まだ入れません。
北側本壇付近は鳥の頭のような形
その東側へ向かう
「艮櫓」うしとらやぐら。
北東なので鬼門に当たる
この櫓は攻撃専用で埋門から出撃する
出撃する時は犬走を通って西の搦手方面↑、
さらに南の虎口へ向かって↓攻め寄せてくる敵の背後を突きます。
スロープが設置されてる。
枡形状の折れ通路はこのスロープの下です
東側の犬走りと勾配のある高石垣
横矢のかかる石垣の折れ部分を見上げる
この付近にはたくさんの刻印が残されてます
敵の背後を突くべく犬走を南下する
南虎口の太鼓門下へ
そして、大手枡形へ戻りました。
攻め入った敵の背後です
て、戻ったんかいな?
天守開館までまだ時間があるのでちょこっと下山します
その4に続く
Φ(*^ひ^*)Φ
台風一過、朝晩が涼しくなりました
普通ならよく寝られるのだが、親の介護が激烈になり、夜寝られない
うーん…
馬《●▲●》助ヒヒーン♪