【伊予国遠征16】湯築城その1
2020年2月22日(土)、二日目。
13時44分「伊予大洲駅」を出発。
松山行きに乗りました。
「内子駅」
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて歴史的な町並みが残ってるので立ち寄りたかったが、今回はパス。
またいつか…
14時53分、「松山駅」到着。
約70分、足休めできました。
駅のロッカーに荷物を預ける。
本日宿泊するホテルは駅前にある。
後で知ったのだが、
チェックイン前でも荷物はホテルで預かってくれるらしい。
400円損した…
路面電車に乗りました。
ここは分岐駅。
帰りはここで失敗した。
15時35分、「道後公園駅」下車。
すぐ目の前に「湯築城」
読み方は難しい
「ゆづき」と読む。
松山市の北のほうに河野(北条)地区があり、ここを基盤とする土豪の河野氏が道後公園の近くに城を築いたのが湯築城。
大河ドラマ「鎌倉殿…」にもチラッと河野氏が登場してましたが、源平の合戦では源氏に味方し活躍、鎌倉幕府の御家人として伊予国の守護として戦国時代までの250年以上統治しました。
下車した場所のすぐ前が
「搦手口」西口。
当時は門がありました
↑土橋から外堀を見る
最初は木橋だったが、後に土橋に変更されたそうな。
高い土塁に挟まれた虎口。
食い違いとか枡形じゃないけど…
右に高い土塁、裾に溝あり。
入ってすぐ右手にある資料館で
百名城スタンプget!
大きな模型があります。
ゴミ捨て穴の土こう。
16世紀の古文書によると、
「温付」→「湯付」→「湯築」というように変化したようです。
湯は道後温泉の湯のことかな?
もう4時前、冬の日没は早いので反時計廻りで一周します。
発掘調査に基づき土塀が復元されてます。
石手寺(この後、参拝します)の図面を参考にしたそうです。
復元された「武家屋敷1」に入りました
一乗谷遺跡を思い出した
人形さんが置いてあるだけだが、これが見学者には受けるんですよね。
百名城に指定されるにはこのくらいしないとダメなんです
次に「武家屋敷2」
出土品でが展示されてます
次は、庭園と上級武士の居住区。
排水溝で区切られてる
この付近は城主の河野氏及び親族、家老クラスの人の居住区でしょうか?
「外堀土塁」
いいですね。
山城の薄い遺構とは大違い。
土塁の上に梅が咲いてます
外堀は土塁の外側にあります。
土塁展示室があるので入りました
土塁の層
高槻市の今城塚古墳を思い出した
土塁の上に登った。
武家屋敷を見る
外堀を見る
長くなるので、その②に続く
Φ(*^ひ^*)Φ
薄い遺構のマイナーな山城ばかり巡ってると、
このようなダイナミックな遺構の城跡を見ると圧倒されてしまう。
そういえば、最近メジャーな城跡に行ってないな…
馬《●▲●》助ヒヒーン♪