鎌掛城、その2 山頂曲輪群
2020年12月27日
麓の山屋敷から尾根沿いに登り、国天然記念物「屏風岩」の上から岩盤道を登り
最後の急斜面を登った所が山頂で
山頂=曲輪1の土塁(櫓台?)
頂上への斜面を直登するなんて、ダメですよね。
近江山城ベスト50の縄張図に加筆
左側に岩盤土塁
右側が上段曲輪
岩盤土塁の先端部を拡大
ちょっとわかりにくいが
手前が上段、向こうの一段下が下段曲輪
上段の西側から回り込むと虎口状になってる。
ここが武者隠しと呼ばれる場所かな?
よくわかりません
土塁に沿って尾根沿いに南下すると土塁に囲まれた「曲輪2」
ピンぼけです…
で、ここで曲輪2の南斜面下の帯曲輪群を探索することにした
縄張り図にも曲輪状のものが描かれてる
左手が畝状竪堀に見えた
薄い土塁と塹壕堀のように見えなくもない
曲輪2に戻るのが面倒なので急斜面を直登して曲輪1に戻った。
この帯曲輪群は比較的広い削平地もあるけど危ないので、オススメしません。
良い子は真似しないように!
次は曲輪1から北に延びる尾根の曲輪群へ。
北尾根下に堀切?曲輪?が見える
すぐ下の曲輪へは高い切岸で降りられないので東側の斜面から移動し、
高い切岸を見上げる
直下の曲輪は土塁が囲む
さらにその下の曲輪3方面に行きたいが、この先も高い切岸で恐くて降りられない
で、中央の「井戸」
綺麗な石組で、深い。
柵もなにもないので落ちたら大変。
気をつけましょう!
というか、綺麗すぎて新しい時代の井戸のように思えなくもない
次に「曲輪4」方面の尾根
曲輪4は土塁囲み
その先は緩やかな削平地が連なる
駐屯地になりそうな広い段曲輪群です
尾根先端部まで行き、引き返す
下山する前に北尾根に戻り
曲輪3へトライ。
堀切状になってます。右手が曲輪3
曲輪3にも土塁があるが、ややこしい。
素人の我が輩には理解不能…
主郭側は高い切岸
切岸を無理やり登りました
複数の穴ぼこ群があります
とりあえず、ほぼすべての縄張り群探索完了!
再び曲輪4に戻り
東側斜面を適当に降りて
沢へ出て
県道手前の橋へ。
この下山ルートから逆に登る方が登りやすいと思います。
正式な登山道は歩いてないのでわかりません。
悪しからず😅
全体のルート図、
ぐるっと一周しました
なかなか手強い山城で、午前中いっぱい費やした
馬《●▲●》助ヒヒーン♪