【白鳥越え】その1、壺笠山城へ

2021年2月28日
近江国滋賀県は山に囲まれてる。
県外へは必ず峠越え必須。
昔の人は、武将も天皇近江商人もみんな歩いて険しい峠を越えたのです。
近江から京へはいくつかルートがある。
中越えや途中越えは車で抜けたことあります。
旧東海道の逢坂越え、小関越え(大津→山科)はすでに歩きました。
今回は念願の白鳥越えに挑戦しました。
その経過をちょこっと紹介します。


白鳥越えは大津市の穴太と京都市の北白川を結ぶルートで、元亀争乱(織田VS浅井朝倉)の舞台となり、たくさんの砦や城が築かれた。
明智光秀は、坂本城丹波を往復するのに白鳥越えを頻繁に通ったのではないか?と我が輩は考えてます。


9時00分、JR唐崎駅スタート。


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住宅地→踏切を越えて


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9時12分登山口。


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奥へ進むと土塁下の堀底のような道があり、いきなりテンション上がりました。


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ちなみに前回、壺笠山に向かった時は京阪電車穴太駅から川沿いの車道を進みました。

今回のルートのほうが古道の雰囲気あるけど、当時の道かどうか?わかりません。


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途中から堀底道消滅。
鉄塔までは獣道もなくほぼ直登となりました。
YAMAPのアプリが無ければ、おそらく長時間の彷徨を余儀なくされたと思う。
この時、四ッ谷川沿いの林道を進むべきだったと後悔しましたよ。

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鉄塔から先は緩やかな尾根道になります。


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そして、
9時45分、壺笠山城登山口に到着。

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相変わらず、案内版も何もありません。



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目印のリボンの付いた木は倒れていて、交差する林道も荒れてるようでした。

 

ここも直登しました


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10時10分、主郭。


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なんと!解説と縄張り図がありました。

 


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前回は壺笠山の看板だけしか無かったはず。


元亀争乱では、信長の宇佐山城に対して、浅井朝倉軍が壺笠山に砦を築き陣を敷いて睨みあった、と言われる。


前回、内部は藪だったが今回は比較的見やすくなってるが、この城跡の魅力は帯曲輪です。


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折れ曲がりの虎口・石垣など、古墳を利用した造りがナイス。

帯曲輪の下にも随所に段曲輪と石垣の痕跡が残ってます。


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とはいえ、今回は京都市まで山越えの長距離移動なので、時間に余裕がない。
城跡遺構は適当に観察して、西側の白鳥越えの道へ向かいました。


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その2に続く

 

 

Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ
我が家の椿。


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暖かくなって一気に咲きました


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春になると、マイナーな藪藪の山城巡りもそろそろシーズンオフになります…😭

 

馬《●▲●》助ヒヒーン♪