若狭【天ヶ城】てんがじょう 前編

2021年8月1日(日)
小浜市西津の天ヶ城山(266m)の山頂にある天ヶ城跡に登りました。
本来は阿奈志山だったのを若狭武田家の家臣内藤重正が築城した時に天ヶ城と呼ぶようになったようです

「天下城」という表記もあったとか?


f:id:umahide:20210816154429j:image
戦国時代、丹羽長秀が落城させたそうです。
小浜城の北に位置するために南の後瀬山城とともに小浜城の詰城として重要な城跡ではないかと思います。
ただし、後瀬山城のような技巧的な優れた遺構はあまり無い中世山城跡です。

登山道はハイキングコースとして整備されていていくつかのルートがある。


f:id:umahide:20210816154450j:image
通常は東側の羽賀寺から登るのが手っ取り早くて簡単のようですが、
我が輩は小浜城跡及び周辺の史跡探索も予定してたので小浜湾側の若狭総合公園から登りました。
遠回りのコースです。

公園入口北側に2段の駐車場あり。
上の段にはトイレと自販機があります。
一番入口の下の段に車を停めた。


f:id:umahide:20210816155052j:image
この下段駐車場の一番奥に案内板と獣柵があり、登山口です。


f:id:umahide:20210818114014j:image



f:id:umahide:20210818114041j:image
10時12分スタート!
登山道には看板もあり迷うことはない。


f:id:umahide:20210818114557j:image
真夏でも大丈夫です。

10時37分、南尾根への分岐。
f:id:umahide:20210818114817j:image


f:id:umahide:20210818115254j:image
下山時に立ち寄ります
10時50分、左側が竪堀に見えた


f:id:umahide:20210818115433j:image

だんだん急坂になる。


f:id:umahide:20210818120138j:image
ロープが張られてる。
10時55分、羽賀寺からの登山道と合流。


f:id:umahide:20210818120204j:image

f:id:umahide:20210818120224j:image
公園から40分もかかったが、羽賀寺からなら10分ほどかな?

11時02分
「堀切土橋」


f:id:umahide:20210819213506j:image
これより城内です。
真前は切岸のため登山道は左へ迂回する。


f:id:umahide:20210819213537j:image

f:id:umahide:20210819213557j:image
虎口を
入ると大きな平坦地があらわれる。


f:id:umahide:20210819215830j:image

とりあえず「南郭」と名付ける
奥へ進むと郭を分割する土塁が現れる。


f:id:umahide:20210819215811j:image

左端が切れてるので仕切り土塁のように思える。
この土塁は東側へ回り込むように繋がるが、南へ行くにしたがい土塁は消える
さらに北上すると東側に小土塁。


f:id:umahide:20210819220515j:image

これも郭を仕切ってるのか?
うーん…


f:id:umahide:20210819220541j:image

土塁と土塁の間を曲輪とすると、4→3→2→1(山頂櫓台)

という区分か?


f:id:umahide:20210819215916j:image

そして、最後の小土塁を越えると


f:id:umahide:20210819220604j:image
11時13分
山頂に到着。


f:id:umahide:20210819220633j:image

登山口からちょうど一時間でした。
見晴らしよくて櫓台、と想定されてるようです。
若狭湾、小浜城跡を見るには抜群の眺望。


f:id:umahide:20210819220649j:image

この山頂までの南郭全体が主郭になると思います

後編に続く

Φ(*^ひ^*)ΦΦ(*^ひ^*)Φ

毎日母の介護に追われてるので遠出はできないが、日曜日だけ弟に来てもらって介護を任せて近場の城跡や街道歩きに出かけてる。

その日曜日がこのところの長雨のため出かけられない。

ずっと自宅にいるとコロナに感染しないけど、

ストレスがたまるわ😥

 

馬《●▲●》助ヒヒーン♪