【白鳥越え】その3、夢見ヶ丘から一本杉西城

2021年2月28日


11時35分、夢見ヶ丘展望所でトイレ休憩後、再び東海自然歩道に戻りました。


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この夢見ヶ丘にはいくつか砦跡があるのですが、ここを探索してると日没までに京都へ下山するのが難しくなるので、今回は断念しました。

 


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山の北斜面に整備されたジグザグの登山道があり、下ると川沿いの分岐に出ます。


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この川沿いの道が本来の白鳥越え道で、この道を取り巻く山々に砦が築かれたのだと思います。
川沿いの道を西へ向かう。



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小橋を渡り、ここから再び急斜面を登る。


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この階段がキツかったです。

 

12時12分、山頂の分岐に到着。

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京都府滋賀県の境です。

ここで昼ご飯にしました。
急な階段を登って汗だくになったが、座ってると汗が冷たくて寒くなってきたので、休憩もそこそこに再び歩くことにしました。

すると、京都側から歩いてきたハイカーに出会ったのでこの先のルートをちょこっと教えてもらいました。

壺笠山からここまで誰も歩く人いないが、京都側に入るとさすがにハイカーいます。
京都一周トレイルに比叡山周辺ルートが入っていて登山道も整備されてるので人気のようです。


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少し進むと比叡山ドライブウェイのゲート、


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延暦寺」碑。


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ホテル横の道を進むと、
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ドライブウェイ展望駐車場。f:id:umahide:20210327233824j:image

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ここの眺望は素晴らしい。

府県境に位置するため、京都市内と大津市内を眺めることができます。


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ここでハイカーグループが昼休憩してました。
13時00分、「一本杉」


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この先に潰れた寮のような建物があり、立入禁止の鎖があった。

他の道を探したが見当たらない
ルート図ではこの建物の横を通ることになってる。
なので、建物横の道を入りました。
廃墟の建物を抜けると「比叡山テレビ送信所」。



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この横を抜けると尾根筋を下る一本道の坂あり、滑りやすいので慎重に進んだ。

というか、この付近に城跡があるはずなのに見当たらなくて心配になった。
すると突然、城跡の遺構らしき景観が現れました。

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13時18分、「一本杉西城」

主郭の北側を登山道が通ってます。
何も看板ないので、興味のない人は城跡だと気づかないと思います。
残念ですね。

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概略図を書いてみました。

おおざっぱで申し訳ない。

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主郭は2~3段になってます。


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帯曲輪があり、その下の東南から西の斜面にかけて無数の段曲輪群があります。
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中央に竪堀のような広い落ち込みが…f:id:umahide:20210327234431j:image


普通なら段曲輪群を降りるのだが、ここはパスしました。

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主郭の西側の南に枡形虎口があります。


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西下側から大手道があったのかな?



枡形虎口の西側に堀切があり、その向こうは数段の曲輪があり、f:id:umahide:20210327234552j:image

 

西尾根との間の谷部を登山道が降りていきます。


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西尾根は細長く、四角い段曲輪群が連なってる。

ただし、削平地がぐちゃぐちゃ。
綺麗な段曲輪が風雨による経年劣化で荒れてしまったのか?猪などの獣が荒らしたのか?
それとも単なる自然地形だったのか?
ホントに段曲輪群なのか?
初心者マークの我が輩には判別できません😥


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イカーが登山道を降りて行くなか、我が輩は土塁上の歩きにくい段々曲輪群を南下しました。

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あのオッサン登山道を行かずに何してるの?

と、思われてただろうな…



今回のルート図


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なお、一本杉西城へは車なら一本杉展望駐車場から徒歩約10分ほどです。

 


その4に続く

 

 


馬《●▲●》助ヒヒーン♪