国指定史跡【下坂氏館跡】一般公開

下坂氏は近江国坂田郡下坂庄の豪族で室町時代から活動し、戦国時代には浅井氏に仕え、小谷城で信長方と対峙したと伝わる。その館跡が現存し、内部に主屋、表門、菩提寺などが保存されてる。
下坂氏の末裔の方が今も敷地に隣接した場所で住んでおられます。

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今まで非公開だったが、整備が進みようやく公開されることになりました。

館跡は北国街道に面していて我が輩は数年前、長浜市主催の街道歩きで立ち寄りました。
主屋の修築をされていて、文化財担当者の案内で見学させてもらった。


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北側の五位戸川が外堀で、館内には土塁と堀が巡らされている。
土塁の上をぐるっと一周させてもらいました。
南側の土塁は一部消滅してるが中世の館跡を体感できるのは貴重です。


今回、一般公開されるので綺麗に整備されてると思います
是非ともお越し野洲


JR琵琶湖線田村駅から北へ徒歩20分です。
駐車場は無かったような…


ちなみに田村駅の南には福田寺があります。
福田寺は一向宗の中心的な寺となり織田信長と対抗した。
幕末の住職は井伊直弼の従兄弟で、奥さんが関白家と姻戚関係があり、彦根城解体阻止に尽力されました。
国宝彦根城の解体が免れたのは明治天皇が巡行された時に大隈重信が進言したからだと言われてるが、
明治天皇は北国街道沿いの福田寺にも立ち寄られた。
その時に住職の奥さんが直接解体阻止をお願いしたと言われてます。


福田寺にもお越し野洲

 


馬《●▲●》助ヒヒーン♪